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去年の夏に「たかみや・みずたま・ぷろじぇくと」で一緒に活動をした高宮小学校から、今度は卒業式に使う背景を6年生と一緒に制作するというお話を頂き、3月10日と11日の2日間行ってきました。

この高宮小学校では毎年6年生が卒業式のステージ背景を制作しているそうで、今年は少し違った方法で制作していきたいと担任の先生と打ち合わせをし、キーワードとなる言葉をまず6年生に考えてもらっていました。その言葉は「感謝」。これまでもこれからも、自分一人では生きていくことができないということを、卒業を前に感謝しておこうということでこの言葉を選んだそうです。

そして、その「感謝」というカタチのないものを、色や線に置き換えて作品にしていこうというのが今回のプログラムの基本になります。まず、6年生のみんなに「感謝」という言葉から連想されるものを発表してもらいます。「ありがとう」「プレゼント」や「応援してもらった時に感じる」などなど。頭をやわらかくしながら、さらに感謝のカタチをイメージします。「ふわふわ」「やわらかい」「少し毛が生えてそう(?)」などを連想し、それをきっかけに色を想像していきます。
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だいたいのイメージを膨らますことができたら、本番の紙(今回は段ボール板)に下地を塗っていきます。絵具と下地のレクチャーを簡単にして、いざ下地塗り!自分の身体よりも大きな板なので、全面に色を塗るのも一苦労です。ここで1日目は終了。

そして活動2日目。この日は6年生のご家族も一緒になって完成に向けて筆を進めていきます。下地の乾いた板を半分に切り、本日のキャンバスに向かい、ランダムに2つのポイントを決めてもらいます。

一つのポイントは「自分の場所」。もう一つのポイントは「感謝する相手の場所」。二つのポイントを絵具でつなぎながら、いろいろなことを思い出しつつ、感謝のカタチを線と色によって表していってもらいます。ご家族には「感謝する相手の場所」から、こどものいる方向へ線を増やしてもらい、これまでのことに思いを巡らせてもらいます。

いろいろな言葉をかけ、または想像しながら、線がつながるという具体的な事象を見つめ、それぞれの表現を楽しんでもらいました。
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今回の活動を通して、直接言葉にしなくても、線の引き方や色の使い方で気持ちを伝えたり、お互いの動きを見ながら線を引き、それぞれの痕跡が残っていくということを目にして、普段とは違う形のコミュニケーションのおもしろさを感じてもらえていたら幸いです。

これらの作品は3月19日の高宮小学校卒業式の背景として使われます。