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prop独自企画で開催する「あそびのびじゅつ」の第1回目が9月25日(土)に始まりました。1つのアイテムで、その時間遊びきることを目的にしたこのプログラム、今回は「いろえんぴつ」。午前中は小学生、午後は大人をそれぞれ対象にまったく同じプログラムを実施しました。

これまでに、京都のART ZONEで開催した「やりなおし図工室(→コチラ)」や奥州市のミズサキノートさんで開催した「いろえんぴつかけざん(→コチラ)」と同様、いろえんぴつで遊ぶプログラムです。

まずは、9色の色画用紙から好きな色を選んでもらい、全員で同じ色のいろえんぴつでぬりつぶすところから始めます。

ここで一度、上にぬる色が一緒であっても、下地になる色が変わることで、目に見えてくる色は違ってくることをこの作業で確認をして、ぬっていく色の順番も大事だということを知ってもらってから、色づくりが始まります。

まずは2色のぬり重ねで「9月」。そして、ちょっとレベルアップして3色ぬり重ねでこれから待っている楽しい行事の「クリスマス」。
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自分がなぜこの色を重ねたのかを発表しながら、他の人に共感してもらいながらプログラムは進みます。

最後のお題はこれまでのプログラムでも定番となっている、それぞれに好きな文字を書いてもらってその場で出来た言葉の色を想像するお題。午前中にできたのは「サイホコポ」。

「ポ」の印象によってなのか、ピンクを選んだ人が多く、それぞれの想像の幅がここで共有されます。「サイ」「ホコ」「ポ」とそれぞれの音の印象に色をつけてみる人、「さい」の「ホコポ」いう名前の動物を作ってその色を表現するなど、いろいろと人によってイメージが異なります。
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ここからは午後に移って大人の部。取材の方も一緒に参加してもらい、午前よりもにぎわったプログラムとなりました。

こちらも午前と同様に、色画用紙に1色をぬりつぶすところから始めます。参加者が多かったので、全部の色に「赤」を重ねた色味を確認してもらうことができました。

ぬり終わったそれらの目に見える色を「スーパーで買いたいリンゴの色」順にならべてもらい、「品種によって違うしなあ」などなどいろいろな意見を言ってもらいながら、下地によって印象が変わることを確認します。

そのあとの午後のお題は2色で「9月」、3色では「うれしい」という言葉を、それぞれ色に置き換えて頂きました。

一度ぬる時間が始まると皆さん真剣に取り組まれ、一言も発さずに10分近く(!)もお題の色をぬり続けていらっしゃいました。ぬりつぶすには少し大きめの紙(12cm四方)をあえて使っているので、ぬりつぶすということだけを目的として、無心にぬる時間を楽しんでいるようにも見えました。
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言葉から歌を連想したり、食べものを連想したり、自分とは違う想像力にはっと驚いたり、笑ってしまったり、終始なごやかにプログラムは進みました。

そして最後のランダムに作られる文字のお題は、時間の都合上2つ続けて出題することに。その言葉は「まぱぽみ」「ひぽりに」。この段階になってくると、すぐに色を思い付くのか素早く色をぬり重ねていました。

2題を同時に出したこともあり、発表してもらう時に2つの関係性に注目すると言う新しい発想が生まれ、「こちらは火の部族で、もう1つは夜の部族」だとか、「こちらは女の子」だとか、「妹はこっちで」などなど、自由に発想の翼を羽ばたかせた発表となりました。

技術の習得を目的とするのではなく、その場で感じた印象をその場にある材料でいかに表すか、そしてその時間を楽しむか。そんな時間を参加した皆さんに提供することができていたら幸いです。

次回の「あそびのびじゅつ」は10月9日(土)から3日間、岩手県公会堂でみなさまのご参加をお待ちしています。