10月9日(土)からの3連休に開催した第2回「あそびのびじゅつ」。今回の素材は「わらばんし」。
1つの材料ををよく知るために、まずは準備運動から始めました。今回使用したわらばんしは788×545センチという少し大きめの紙。その大きめの紙をぐしゃぐしゃにしてその質感の変化を確認したり、限られた時間の中で紙を手でちぎり、誰が一番長いものを作り出せるか競争をしたりして、まずは手の感覚を取り戻します。
そしてここから制作の本編へ。これまでと同様のサイズの紙を1枚とスティック糊を駆使し、「誰が一番背の高い塔を立てることができるか」ということを競ってもらいます。
一枚の紙という限られた材料で、背を高くするためにどうすればいいのか、半分に切った紙をつないでみたり、しっかりした展開図を考えてみたり、折って強度を増したパーツを組み合わせてみたりと、その場で発想しながら手を動かして行きます。
試作制作を10分、完成まで20分と合計30分もの時間、参加者の方はほとんど話すこともなく真剣に作品制作をされていました。
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