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10月10日(日)に開催しました第3回「あそびのびじゅつ」。今回の素材は、一番使い慣れていると思われる文房具「えんぴつ」。

この日は小学生の部のお申し込みが少なかったので、一緒にいらっしゃっていたそれぞれのお母さんにも参加して頂き、4人のゆっくりとしたペースで開催致しました。

まず、普段見慣れている「えんぴつ」にさまざまな種類があるということを知ってもらう事から始めました。学校の筆記用具として使用することが多い「B」「HB」を基本として、芯の固い「H」系統、やわらかい「B」系統と、実際にその描き心地や発色などを確認してもらいます。

そのあと、一度「B」を手に取ってもらい、今度は自分の手で色の差を作ることができるのか、力を加えたり抜いたりしながら強弱をつけ、グレーのグラデーションを作ってもらいます。何本かの線を引いてみたり、ぬりつぶしてみたりしながら、自分の手の力の調整を行って行きます。そこまで準備運動をすることができたら、いよいよ1つ目の制作に移ります。
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1つ目の課題は「無作為に2つの点をとり、その間を一筆で結ぶ」というもの。そこに「線を交差してはいけない」「10分間、線を描き続ける」というルールを付け加え、線を引き続けて頂きました。

限られた時間の中、線の強弱や線の隙間の間隔、直線か曲線かなどなど、どのように組み合わせて行くのかで完成作品の印象がまったく変わってきます。

制作中は時間が決まっているため、他の人の作品を見ている余裕はなかったでしょうので、終わった時に改めてそれぞれの作品を見比べ、人との違いをここで感じ取って頂きました。

そして最後にもう1つ課題をして頂きました。その課題は「ぬりえ」。といっても、「あそびのびじゅつ」で使用するぬりえは当然、普通のぬりえではありません。

みなさんにお配りした紙は「原稿用紙」。

文章を書くために均等なマスがあるこの紙を使い、えんぴつの種類によって出来る色の差、また自分の力の強弱によって出来る色の差を使いながら、その四角いマスを好きなようにぬってもらいます。
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1つ1つの区分けがすでにあるので、それに従いながらグラデーションを作っている方、1つ置きに濃い色と薄い色を組み合わせてみる方など、原稿用紙の上で自由にぬりえを楽しんで頂きました。

今回のようにあまりにも身近にあり過ぎて、その魅力に気がつかないような材料を取り上げることによって、身近なものからでも美しいものが作り出せるということに気がついて頂ければ幸いです。ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。