2020-11-19

2020年11月18日の水曜日

なんだかどんよりしたお天気だった水曜日、本日は幼児コースからのんびり開始。少し早めにきて、ちょこちょこつくっていくのが好きな部員たち。今日は紙コップでつくったお花をなすびの好きな色でアレンジしてくれたり。

そんな本日は、坂道を転がっていく車をつくってみます。タイヤ、車軸、本体。それぞれのパーツがうまく組み合わされていないと上手に進まないのだけど、失敗ももろともせずにつくってみます。

小さな瓶で円を写して、線に合わせてくるっときる。それもなかなかの練習が必要だけど、車のためには大事な要素。丁寧に切り進めます。ストローでタイヤが回転するようにセッティングして、あとはうまく進むかチェック。ちゃんと進むことが確認できたら飾り付け。荷台をつくって人を乗せてみたり、ハンドルを小さく貼り付けてみたりと、2人ともていねいでこだわりのある仕事です。


小学生コースも同様に、ころころと転がる車を作ってみます。導入として、うまく進むことができない車を見て、何が問題かそれぞれに想像してもらいます。タイヤがガタガタ、重さ、タイヤの回転を邪魔するものがある、など分析はいい感じ。ではやってみようと、制作開始。

いざ制作を開始してみると、テープ芯でつくるタイヤはできるけれど、なかなか人が乗るであろう車体部分ができていかない。くるくると車体本体がタイヤと共に回り続ける、絶叫系アクティビティみたいな乗り物になって、それじゃこわいよと、なすびから改良のお願いが。

車体が回るのが重さだと思って木を貼り付けてみるけど、一回転して止まってしまったり、ねじれて真っ直ぐ進まなくなったり。うおおおお!!!!っと叫んでしまいそうなうまくいかない部員の具合に、となりでじれったくなるけれど、思いついたものをいろいろやってみて、うまく進むように改良していくのが大事なので、それぞれのポイントでしっかりつまづいていていい感じ。

そして偶然だったり調整だったりでうまく進む車が作れた時の感動もひとしお。まっすぐ進む車というものは、しっかりとして計画で作られていることをひしひし感じる制作となりました。

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