2023年3月の小学生コース その1
3月の小学生コースは卒業する6年生のリクエスト課題を多めに活動していました。
こちらのクラスはまず、プチプチをストレッチフィルムで包んで作る抱きしめたい形。大きな形だけど、幾つか組み合わせてみたり、あまりに大きな材料に体いっぱい使われたりして、ぐるぐる巻いて形を作っていきます。
座ってみたり、抱いてみたり、乗っかってみたり、綿とも違う感触がなんとも面白い立体物。黙々とぐるぐる巻いてる時間も、実は楽しい。
こちらのクラスのリクエストは、羊毛チクチク。こちらも黙々とチクチクと刺せば刺すだけ形ができていく、フェルティングニードルにて作品を作っていきます。
これまでに散々なすびがこの道具の怖さ(ニードル先が通常針とは違う構造をしているため)を伝えているので、このクラスの部員たち怪我することなく、作品を作っていきます。ふわふわの綿が刺せば刺すだけ硬く繋がり、一つの塊になってくるのはなんとも言い難いおもしろさです。
こちらのクラスの卒業生のリクエストは、セロハンテープ蜘蛛の巣。やはり人気のこの活動。やり慣れすぎていてもうすることないじゃんと思っていても、やりだすとやっぱりおもしろいわけです。
低学年の時にやった時にはこのくらいのサイズの道なら通り抜けられたような気がしていても、6年生になったらなかなか思うように行かなかったり、昔のpropの部屋の広さと異なってるために移動距離も相当なものになるので、制作時間後半戦には疲れてみんな座ってたり、そんなこんなもあわせてやっぱり楽しいセロハンテープ蜘蛛の巣でした。
こちらの卒業部員のリクエストは、お裁縫で何か作りたい!とのことだったので、フェルトを使って自由にぬいぐるみを作ってもらうことにしました。
針に糸通すのがこどもびじゅつ部で最初になる部員も多く、初回は時間がかかっても、何度もやってるうちに糸通しも楽々になって、並ぬいもみんなお手のものになってきます。学校の家庭科の頃には、玉止めなんかもできるようになってるので、やはりなんでも手を動かして経験しているのは大事なんだなと思います。