2010-05-22

京都府京都市「あそびとまなびのバァ~2010 」『やりなおし図工室』

『art project room ART ZONE』(京都府京都市)で、京都造形芸術大学こども芸術学科企画「あそびとまなびのバァ~2010 おとなとこどもが入れ代わる、あそびの学校」(会期:2010年5月15日(土)~30日(日))において、ワークショップを行ってきました。
今回は『やりなおし図工室』と称して、小さな頃から使い慣れた色鉛筆と画用紙を用いて、前半と後半の二部に分けて活動を行いました。
まず最初に12色の色鉛筆でも、様々な色が出せるということを感じてもらうために、3色の色をぬり重ねてもらいました。しかし、ただ自分の思い描くように重ねるのではなく、こちらから指定した色をっていくというルールを決めておきました。
その色は「自分のこどもの頃の色」「自分の大人のイメージの色」「自分の老後の色」。
この3色を順番に紙全面にぬり、1つぬる度に色に込めた想いを、少しずつ話をしてもらいます。色数の決まった中で、自分のことを確認しながら作業を進め、3つの色をぬり重ねていくごとに変わっていく自分の色を、話をしたり聞いたりしながら、それぞれに楽しんでもらいました。

後半戦は、先ほどと少し趣向を変えて色遊びを始めました。まず最初に参加者全員に1文字ずつ好きな文字を書いてもらいます。それを集めたところからプログラムは始まります。
集めた文字を順に引き、その文字をつなげた言葉を色に変えていくという活動が後半の活動です。聞いたこともないような色を果たして塗り上げることはできるでしょうか。
最初に出来上がった文字は「のれぱ」。
この聞いたことのない言葉を、個人がそれぞれに想像をし、色を重ね、そのイメージの色に仕上げていきます。
おなじ「のれぱ」でも、楽しいイメージを想像する人もいれば、暗いイメージを想像する人もいます。何が正解ではなく、自分の思ったイメージを色に返還してそこでコミュニケーションをすることをここでは実践してもらいます。色をぬり終えてからは、それぞれが何を思ってその色を出したのかを確認して、1つの流れが完了します。思いもよらない色なのに、話を聞いてみると、意外に納得してみたりと新たな発見もありました。
簡単な道具と素材でも、いろいろなコミュニケーション材料として利用することができます。今回の活動を通して、身近な道具を見直し、そして、自分の中のいろいろなところを発見してもらう1つのきっかけになっていればうれしいですね。
ちなみに、後半ではあと2つの言葉をつくって参加者の皆さんと楽しんでました。「たなあん」と「へふん」。もしお時間あれば、実際に想像して、ぬってみてくださいね。
最後になりましたが、この展覧会を企画した京都造形芸術大学こども芸術学科の学生みなさん、本当にありがとうございました!無事に楽しい時間になりました!
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