2021-10-19

2021年10月15日の金曜日

急に暗くなったなあと思って風の音かなと幼児コースの部員と話をしていたらなかなかの雨降りザーザーになった金曜日、久しぶりに合流できた部員と一緒に幼児コースから活動開始。

今日は段ボールに作っていく裂織。段ボールに切り込む経糸用の細かさが布の密度にも関わってくることをなんとなくで細かく切り込んでいく部員。準備ができたら布もしっかり割いて緯糸を作っていきます。

1種類の布でずっと進んでいくというこだわりの部員と、その時気になった布を順番に使って作っていく部員と、それぞれにまた違った織り上がりに。ただ布を選ぶだけでもちゃんと違った仕上がりに。


こちら小学生コースは実験的課題、自分の手首で描く線、腕で描く線、道具を作って遠くを描く線。自分の身体では届かなくなった先をどのような道具を作って描いていくか、途中から課題が変わっていく不思議な課題。

最初から長い道具を使って近いところを描こうとしてみると、長い道具に飲み込まれてなんだか上手く描けなくて、手首だけで描いている部員の方がスッキリした線を描いていて、遠くになってくると遠心力を使って急にスマートな線が引けるようになったり。

自分の身体だけでは届かなくなった時に、どうやって次の一手を作っていくのか。自分で道具を作り出してみるけど、その道具を自分の身体のように使うためにはまた違った能力が必要で。ただ線を描くだけでも、実はとても大変。

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